みんなの現代アート グレイソン・ペリー著 作品の価値とは 皮肉に問う - 日本経済新聞

美術家マルセル・デュシャンが既製品の小便器にサインをしたものを作品として発表し、美術の概念を揺さぶった事件から約1世紀。今や「すべてがアートになり得る」時代となった。本書は英国人アーティストが現代アートを考察したベストセラーの邦訳だ。「良いアート」が生まれる仕組みや価値の決まり方など、幅広いテーマに…